第2回氷彫刻コンテスト
2月12日〜2月14日
九重町長者原

真っ青な空に、真っ白の雪山が映えています。
市内から車で登るに連れ、だんだんと視界に白い雪が入ってきます。そして到着した目的地は、昨年から始まったばかりの、”第2回氷の祭典”です。
何処から聞きつけたのか、駐車場は一杯。大勢の人が詰め掛けていました。

会場ではお神楽も実演され、あたたかい食べ物も販売されています。
一見天気で暖かそうですが、気温はかなり低く、とても寒い。


金賞
「遠き春」
白坂直幸さん(福岡)

展示場には、九州各地、遠くは沖縄から彫刻師達が参加し、31機の氷の彫刻が太陽の光が射し込む中、キラキラと輝きながら並んでいます

見事金賞を受賞した作品は、寒くて、辛い冬の生活を感じさせるタイトル、「遠き春」


銀賞
「森の精たち」
松浦憲一さん(宮崎)

氷で出来ているとは思えない程、どれも繊細な作りです。


銅賞
「冬の森での出来事」
井上竜太さん(福岡)

銅賞の作品は、「森の中で熊に出会ったら・・・」
人の驚く顔といい、恐ろしい熊の表情といい、とても良く出ています。人間が尻餅をついている感じ、臨場感がありますね。


特選
「冬の天使」
配藤睦夫さん(佐賀)

氷だから出来るのか、人の持つ滑らかな曲線も綺麗にでて、今にも動きだしそう。


特選
「森の大工」
馬場弘幸さん(福岡)

動物をテーマにした、かわいい作品も多く出展されています。


特別賞
「森の妖精」
天満邦彦さん(福岡)

透き通った氷で作られていると、本物の妖精の様にキラキラ輝いています。


特別賞
「生きる」
島袋賀政(沖縄)

野生の世界はどの動物も生きるのに必死。狼が小動物を狙っている様子は、とてもリアル。

会場内では、デモンストレーションで氷の彫刻が作られていきます。
まずは、大きなノコギリで氷を割る事から始まります。
参加している方の多くはホテルの洋食の調理師さんだとか。どうりで、包丁使いも手慣れています。料理の盛り付けも一つのアート作品。彫刻はそういった面で共通しているのかもしれませんね。


「ロスト・ワールド」
日本彫刻会・九州総本部

四角だった氷が、彫刻師達によって、どんどん形づけられていきます。滑らかに仕上げる時は、こうしてアイロンを使って溶かすんですね。
それにしても、こんな氷の物体から繊細な形が出来ていくとは、想像できません。

隣の会場には、20団体、19機の雪の彫刻が展示されています。

こちらはかわいいトトロの作品です。

下の方に住んでいる私にとっては、九州は大分で、こんな銀世界が見れるとは、思いもよりませんでした。
子供達も嬉しそうに、ソリをして遊んでいます。


こんな素敵な彫刻を作るのには、寒い中長時間に渡って、制作されたことでしょう。
でも一瞬にして、溶けてなくなってしまうとは、なんとも虚しいことですね。


(by Yuko Kusamoto)