再び、ニューヨーク
24〜26/01/99


 ピッツバーグ空港でニューヨーク行きの飛行機が約3時間の遅れ。
 天候が悪くてNYから向かう飛行機が飛べないらしい。

 暇なのでうろうろしていると、指圧マッサージ・ルームを発見。
 忙しいビジネスマンが空港で疲れを癒すなんてなかなか渋い。

 そうこうしているうち、どうにか乗れた小型のプロペラジェット機、なんとかNYに行ける、と安心して曝睡していたら、途中でものすごい揺れで急降下をする。
 大田先生も「これまでか・・・!と思いましたねぇ。」と・・・。

 不安に不安を重ねる中、無事にJFケネディ空港へ到着。

 しかし、空港でなかなか荷物が手に入らない。

 そんなわけで、巨大な空港をうろうろしていた時に見つけた、キーボードが付いている公衆電話。

 

 ホテルにチェックインできたのが午後3時半すぎ、空港で1日過ごしてしまった・・・。

 ホテルはタイムズ・スクエアななめ前のMarriot MARQUIS ホテル。窓からは、ニューヨークここにあり!という眺め。

 窓のガラスが壁一面の大きさなので、素晴しく開放感があります。

 この部屋の大きな机にパソコンを置いて(ネットワークに接続するためのジャックの口が机にちゃんと用意されていた)、問題もなくインターネットに繋げてメールを読んだりホームページを作ったりしたのですが、この景色を見ながら仕事をするのは最高の気分になれました・・・。

 しかし、この時はそんな余裕で雰囲気に浸っている暇はなかった。

 コアラ事務局長がお気に入りのショーを見にいくために大慌て。
 その名も『BLUE MAN(ブルーマン)』。

 オフ・ブロードウェイで上演されている人気のショー。

 青く体を塗った、3人のブルー・マンが、関西弁・・・ではなく、体を使って無言で『ボケ』と『ツッコミ』をするわけです。

 パイプを叩いて響音(というのかしら?)を出すのですけど、この演奏がまたすごいエネルギッシュ。

 どう説明したらいいのか難しいのですけど、マシュマロにシリアル、ケーキ、電光掲示板、ポスターなどを使って、笑わせるんです。

 最後に会場一団となって、トイレットペーパーをまき散らすのですけど、周囲にいた子供達が、キャー!キャー!と大喜び。

 そのブルーマンとのショット。

 いかがです?ブルーマン。

 彼ったら、顔が小さいでしょう?(私が大きいのか?)

 その後、シーフードを食べたい、というコアラ事務局長の願いをかなえに、局長が昔行ったことがあるというシーフード・レストランへ向かう。。。が、そのお店は無くなってしまっていた。。。

 で、近くのレストランに入り、とりあえず、シーフードを注文。
 しかし、みなさん、ここのお店はあまりお気に召さなかったようで・・・。

 この日、はじめてまともな食事をしたのですが、私は一体何を食べたんだっけ?覚えてない。・・・ということは、そういう程度のお味のお店だったのでしょう・・・.

 パンが美味しかったのはよく覚えているのですが・・・。

 再びホテルの部屋へ帰り、カーテンをめいっぱい開けて、高層ビルのイルミネーションを眺めながら、曝睡したのでありました。。。

 ・・・が、時差ボケなのか、毎日3時すぎに目が覚めて眠れない...ため、摩天楼を眺めながら、ネットワークに繋げてメールのチェックをしたり、原稿を書いたり、テレビを見たりして過ごしていました。この変な現象は6日間続きました。

 明けて次の日。

 早朝のタイムズ・スクエア。

 ビジネスマンが足早に歩いて出勤している中を、朝食を求めて足早にさまよう。

 日本食屋さんを発見。

 『Teriyaki Boy(テリヤキ・ボーイ)』だそうです。

 3輪車のポリス。

 こんな小さなかわいい乗り物に乗ってパトロールしてるなんてキュート。

 一方...お馬さんにのってパカパカ歩いてパトロールしている警察官の方。

 

 そして、、、

 こんな所でもついに来てしまった、パソコンショップ。
 
 朝の8時半から開いてました。(そのくらいの時間から開いているお店は結構色々あった)ニューヨーカーは日本人よりも働き者にちがいない。

 で、買ってしまった、ペット・ソフト。

 パソコンの中でペット(猫)が飼えるという今さらながら・・・と言われそうなソフトをついかわいくて衝動買いしてしまった。

 ボイス・ソフトもかなりたくさん出てますね。

 やっぱり、今年はかなり主流になってくるのでしょうか?

 そういえば、インテル人形がいました。

 つい手に持ってしまったら、店員さんに
「パソコンの側に置いておくと夜動き出すよ。」
 とからかわれてしまった。

 この日、昼から打ち合わせがあるため、午前中早々にグッゲンハイム美術館へ行ってみることに。

 フランク・ロイド・ライトの建築で有名な美術館。うずまき状になった館内で美術品を観覧してまわることができます。

 中央は吹き抜けなので、下から見上げると、左写真のような図に。 

 ピカソ、シャガール、ダリなどの作品を観ることができ、感動。

 次にSOHOへ。

 この頃から、雪が降り始めてしまい、天気は下り坂。

 SOHO。

 若き芸術家たちが住んでいたというこのあたりには、独創的なお店が数多く並んでいます。

 『MAC』という最近人気の化粧品のお店で、男性4方は驚きの様子。

 「マックって言ったら、Macintoshじゃないの?マクドナルドもあるな。」

 化粧品のお店がこんなかっこいいことに驚ろかれたのか、マックという言葉に驚ろかれたのか・・・?

 骨(のレプリカ?)ばかりを集めたお店とか・・・。

 キャンドルのお店・・・。

 色々とおしゃれなお店があったのでショピングしてまわりたかったのですが、時間もなかったことと、雪まじりの雨が降って寒かったことで断念。

 あまりの寒さにカフェに入る。

 局長、ポケットから厚い札束を出す。

「そんなもの人前でどうどうと出すな
 んて・・・。」

 日本でも“しきらん”けど、ましてやアメリカでなんて・・・。

 

 さて、ランチタイムからニューヨークでのインタビューの再開です。

 ニューヨークに約4年間在住されているジャーナリストの長野弘子さん。熊本県出身。

 Internet Watch などのネットワーク関連のメディアへ記事を提供されている方で、シリコンアレー(今最も面白い所だと言われていました)を追いつづけているそうです。

 彼女の見解によると、iVillageなどの米国の人気サイトは、勢いでネームバリューをあげて、その間に何かをやろうとしている最たるもので、技術があるよりマーケティングの優れているサイトの方が生き残っていっているということ。

 今回我々も訪問した、そのiVillageにもよく接触されているようで、ネットワーク界の様々なグループの動きをよく調査されています。

 次にお会いしたのは、ジャーナリストの小池良次さん。
 インターネット・マガジン等の日本のネットワーク関連の雑誌に“難しい”記事を書かれている方。(難しくして、と言わるそうです)

 世界的なネットワークの動向を総括的にまとめられ、先鋭的な視点で指摘される、とても精力的な方。
 「情報の共有」によって何が企業にとってプラスアルファになるか・・・目に見えなかったクリエイティビティと専門家しか必要性がなくなる、ということだ、、、、といったお話しから、最も注目すべきヨーロッパのネットワーク業界の動向。

 長野さん、小池さんのお話しを組み合わせてみると、アメリカや世界のネットワークをとりまく現状がかなり明快に見えてきます。
 その中にある日本の状況と、私たちが今どうするべきかということも・・・。

 ここで登場の清水さん。

 小池さんにお渡しする資料を大急ぎでホテルの部屋に取りに戻ろうとすると、YK2(2000年問題)対策で、ホテルのルーム・キー・カードが変えられていました。

 何度も部屋とフロントを往復して走り回り、息を切らして・・・
「こんな時にYK2の対応にあわなく
 ても...」

 それにしても、1000室は軽く超えてしまうこの巨大ホテル、ビジネスマン用にはとても利用しやすくできています。

 2000年問題の対策を目の当たりにして思わず安心・・・。

 

 さて、夕食は、しきりに局長が「シーフードレストランをしきりなおしませんか?」と言い続けるため、ガイドブックを手にセントラル・ステーションのオイスター・レストランへ。

 オイスターというのも色々種類があるようです。

 私(友成)は、生ものがダメなのでいただきませんでしたが、皆さん生牡蠣を美味しそうにいただいていました。

 そういえば、ここでもパンがひときわ美味しかったんですよね・・・。

 

 大田先生、見かけによらず食が太い。その細いお体の一体どこに...。

 牡蠣を2皿(1皿は友成のだ!)あっという間に食べられてしまって、メインのサメもちゃんと入っていってました。

 サメを1口おすそわけいただきましたが、ちょっとパサっとした白身魚という感じです。

 局長のメイン・ディッシュ、ロブスター。

 

 しかし、その前にいただいたスープとビールとオイスターでお腹がいっぱいになった局長は、ほとんどロブスターが食べれないままだった・・・。

 「ロブスターが食べたい」と騒いでいたのは何だったんだろう・・・。

 ニューヨーク最後の夜は、ブロードウェイで、友成の最も好きなミュージカル『ミス・サイゴン』を観ました。

 皆さんもとても感激されていたようです。
 
 今も音楽が耳に残って消えません。

 夜のブロードウェイ。

 明けて早朝。

 またもや朝食をもとめて朝の散歩へ。

 しばらく歩いていると、あるビルに人が沢山あつまって騒いでいます。

 何事だろう?と近寄ってみると、NBCのニュース放送が1階のスタジオで行われているところでした。

 日本の朝のニュースも、通りを背景に放送していますよね。あれです。

 ギャラリーには、パネルを抱えている少女たちの姿も。

 放送の内容も、外の通りにまで聞こえるように音が流れてました。

 デリでベーグルを食べ、コーヒーを飲み、朝焼けののぼるビルの合間を歩きながら、NYに別れを告げたのでありました。

 しかし!

 空港へ到着すると、なんだか様子が変。

 ここへ入るのを待ってくれ、今からしずかにしてくれ、、、と、色々と制限されているのは・・・

 なんと!

 ハリソン・フォードが、映画の撮影をしているのでありました!!

 写真を撮ってはダメだといわれたので、後ろ姿だけちょっと・・・。中央の黒のスーツの後ろ姿がハリソン・フォード氏です。

 空港のゲートには、「撮影でご迷惑おかけしてすみません」と、パンやお菓子や飲み物がサービスされてました。。。

 ハリソン・フォードのかっこよさもさながら、エキストラの多さにも驚き。

 さらに!

 同じ飛行機にB.B.キング が乗っていた!
 福岡のブルーノートでライブをされる予定だということで、B.B.キングご一行様と福岡まで一緒に乗っていったのでありました。

 こちらも写真を撮るといけないでしょうということで、後ろから・・・。

 「ニューヨークだからこそありえること」という言葉をよく聞きますが、そういうものを今回の旅の中でたくさん見聞きしてきたように感じます。
 ジャーナリストの長野弘子さんが、「学生時代、アメリカを西から東へ旅した時にここは私の住むべき街だと思った。」と話されていましたが、私にも同じような衝動にかられる何かがありました。同じ大都会でも、東京ではまったく及ばない『魅力』と『エネルギー』が、人と街にあふれている、そんな場所があるのだと初めて知ったこともカルチャーショックでした。


Reported by Miho Tomonari(mipori@fat.coara.or.jp)