2002年が迫り来る!
W杯サッカー・スタジアム建設中の一方・・・
1998/12/19

 大分市松岡・横尾に施設予定の「スポーツ公園」、10年計画で施設が設備されてゆきます。
 スポーツ公園に隣接して、アミューズメント・シティとなるミニキャナルシティ、住宅地が設置されます。現在はまだ土起こしの段階ですが、休日でも大型トラックが次々に土誇りを上げながら走り抜けてゆきます。

 現在は、2002年にこの地で開催されるワールドカップ・サッカーに向けて、開閉移動型の屋根をもつスタジアムのみが建設中。
 このスタジアムの屋根にカメラを付け、そこから送られてくる映像を3Dデジタル化し、家のソファーに座って、駆け抜ける選手達と一緒にボールを追いかけながら試合を観戦できる仕組を組み込もう・・・という計画があります。

 米国ピッツバーグのカーネギーメロン大学から金出武雄先生、筑波大学電子情報工学の大田友一先生、(株)竹中工務店・情報センターの秋道慎志さんが、現地を視察。

 仮設事務所の窓から、建設中のスタジアムが見えます。

 今年5月15日の起工式から、35.5か月の行程を経て、南北に大型映像装置と電光掲示板をつり下げたスタジアムが作り上げられます。

スポーツ公園施設計画図(左)と、スタジアム計画図(右)

 この日、施設概要の説明・案内を下さったのは、竹中工務店の工務担当部長さんである池田健一さん。

 この模型は、スタジアムを半分に切った形。

 人と比べてみても、模型大きさはご覧の通り、巨大です。

 

 模型は、屋根の部分が開閉できるようになっています。

 この大きさですと、スタジアムの外観がかなりイメージできます。

 天井の梁の部分、ここに移動型のカメラが設置されます。

 ここには、50〜60cm程の道幅の、人が歩けるキャットウォークが作られるのだとか。

 天井はフィールドから、高さ61メートル、ここを歩くことができると言われても、一体誰が!?

 延床面積は、92,882平方メートル。

 地上3階、地下2階。

 収容人員、約43000人。

 この模型を撮影しているうちに、写真の撮りあいになってしまいました・・・

 Dr.Kanadeも圧倒ぎみ。

 いくつもの巨大クレーンが呻きながら動いている工事現場と、この大きな模型にかなり興味津々のご様子。

 2002年は、こうなるであろう・・・と、起こりうる未来を想像するのは楽しく夢がありますね・・・。

 スタジアムの現場へもヘルメットを付けて足を運びました。

 「こちらがプレスセンターとなる場所で、あちらが片端となる位置で・・・」

 と、ご説明下さる池田さん。

 

 2002年に、ここへ立ったことを思い出すでしょう。


一行は湯布院へ移動し、打ち合わせに入ります・・・

 場所は湯布院旅館「玉の湯」。

 オーナーの溝口薫平さんがいらしてくださり、遠くからのお客様方へ「湯布院」と「玉の湯」をお話し下さいました。

 さて、「2002年W杯をバーチャライズド・リアリティで」計画について打ち合わせが始まります・・・。

 会議中に喜ばれたもの。

 「玉の湯」のお店で手にいれてきたこの宇佐みかん、水々しくて美味しく、大好評。

 普通のみかんも、湯布院で、しかも「玉の湯」でいただくと一層風情があるものに変わります。


(右より)竹中工務店 秋道さんとコアラ事務局長 尾野


(左より)カーネギーメロン大学 金出武雄先生と筑波大学 大田友一先生。

 はたして、サッカースタジアムのドーム型天井に、どれだけの性能のカメラと、いくつのカメラが必要なのでしょう・・・?

 その実験をドームの完成する前にどこで行えるでしょう・・・?

 日の落ちた湯布院「玉の湯」の内庭には、本物のクリスマス・ツリーが立ち、電飾がきらめいています。

 やっとお食事の時間。 

 こたつに入って、いろりの側の席でいただきます。

 素朴で上品で、湯布院ならではの食材とお味は、アメリカからいらした金出先生も、筑波からいらした大田先生も、東京からの秋道さんも、感銘を受けられたご様子。

 お食事の後、喫茶ルームで少しお話しをしていると、夕方、溝口さんが私たちを撮って下さった写真を、溝口さんご本人の手で、焼き上がったものをもってきてくださいました。

 この後、少し打ち合わせをして、静かな湯布院で眠りについたのでした...。

 明けて次の日よう日。

 金出先生は、コアラメンバーとゴルフを楽しみに出かけられ、大田先生と秋道さんは、湯布院散策を楽しまれました。
 (写真の場所は湯布院美術館)

 2002年W杯に向けて、各方面、新しいアイデアが街づくりの中に組み込まれてゆきつつあるようです。
 技術進歩の速いこの世の中、一体どんな世界になっていることやら、SF小説を読むような気分になりますね・・・。


Reporetd by Miho Tomonari(mipori@fat.coara.or.jp)