集まれ「グローバル・ネティズン」、 つくろうコミュニティ・ネットワーク! 世界をつなぐ地域情報基盤(RII)の原型を求めてCome meet the "Global Netizens",Build our Community Network, Seek the Prototype for world-wide Regional Information Infrastructure(RII)
1993年は「情報スーパーハイウェー」と「NII(全国情報基盤)」が、94年 は「光ファイバー」と「マルチメディア」が、そして95年は「インターネットとGII (地球情報基盤)」が、次世代情報社会の扉を開くキーワードとして世界中で広く使われ ました。 いま「ネティズン革命」と「RII(地域情報基盤)」が、次のコンセプトとして登場 する予感を覚えます。「ネットワークに住む、新しいライフスタイルと感性をもった人び と」が「ネティズン」です。そのネティズンの本拠地が新しい意味でのコミュニティであ り、そのコミュニティを実質的に支えるのが地域を単位とする情報基盤、すなわち「RI I」と考えます。 「インターネットの爆発」は、新しい社会の到来を告げる前奏曲として、日本にも到来 しつつあります。しかし、インターネットがいきなり天から降ってくるわけではありませ ん。私たちの使うネットワークは、一台のパソコンを隣にあるパソコンとつなぐことから 始まります。自分のパソコンを同僚のパソコンと、我が家のパソコンを隣近所のパソコン と、あるいはパソコン通信のホストにつなぐ。そこにだれでも簡単に使える「情報コンセ ント」が必要になるはずです。こうした「ボトムアップ」の発想こそ、RIIを築き、< ネティズン革命>の基本原理となるでしょう。
ハイパーネットワーク会議は、1990年3月の第1回以来、<未来のネットワーク社 会のあり方を、いま問いかける>をキーコンセプトに、92年、94年と回を重ねてきま した。いま大分では、地元の市民、行政、企業、団体が、NTT、郵政省、通産省と協力 して、「マルチメディア・ネットワーク地域実験」を始めようとしています。この実験の 準備状況を受けて、利用者主導型での地域実験のあり方を展望し、どうすれば地域・全国 ・グローバルの3つのレベルの情報インフラを活用できるか、主体である市民(ネティズ ン)のあり方と、その上に展開されるサービス、アプリケーションの利用方法、地域にお ける社会システムのあり方といった問題群をテーマに、現場で先進的に取組んでいる内外 の人々を招き、発表・討論・交流を行ないます。 海外からは、最初に「ネティズン」を提唱した若き学生をはじめ、スマートバレー、リ バティネットなど米国の地域ネットの代表、『バーチャルコミュニティ』の著者、新し いネットワーク社会のあり方を探求するEFF(電子フロンティア協会)の代表などの 参加が確定、さらにインターネットの関係者なども招く予定です。国内の各分野を代表 するゲストの皆さんも交え、地域実験の方向性について検証し、新しいネットワーク社 会の具体像を描きたいと考えます。 ネットワークの利用のあり方、新しいネットワークが社会構造や企業活動、地域産業、 行政、そして市民生活に与える影響、ネットワークの最新技術などに関心のある皆さん にひろく参加を呼びかけます。大分県内はもとより、全国各地で地域情報化の実践にか かわる皆さん、新しい技術とサービスを開発・提供あるいは利用する立場の企業の皆さ ん、大学などの研究者の皆さん、そして何より一般の市民の皆さん、新たに誕生した別 府の国際コンベンションセンター「ビーコンプラザ」でお会いしましょう!!◆主な討論テーマ
以下のテーマについて、ゲストスピーカーとともに円卓会議形式で、参加者全員参加で 論じます。
1)ネティズン革命の現状と意義
The Netizen Revolution - its status and significance 情報革命の新しい主体としての「ネティズン革命」の意義、現状、今後の展望につい て議論します。とくにそれがデモクラシーにとってもつ意義、政治の流れとの関連な ども追求します。
2)地域の情報基盤=RIIが社会システムとして成立するための課題
地域で新しい情報基盤が根付くためには、何が必要なのか、何が課題なのかを中心に 議論します。「情報コンセント」や「情報ループ」の技術的可能性、新しい事業主体 の役割、新しい産業がどう興っていくのか、市民生活はどうなるのか、といった点に ついて議論します。
3)ディジタル・プレジャー <プレジャー=生活を楽しむ>ことは、市民がマルチメディアを通して得られる新し い価値と考えられます。ディジタル技術を生かした創作活動の最先端では何が起きて いるのか、従来の「エンターテインメント」を超える新しい「ディジタル・プレジャ ー」の可能性を、実際のクリエーターの皆さんの発表を囲みながら、市民=エンドユ ーザーもクリエーターとして参加することを基本に論議します。
4)分野別テーマ
以下のテーマの各論について、徹底討論する予定です。
教 育 ネットワークを学校に 医 療 マルチメディア実験の現状 行 政 業務とネットワークサービス ビジネス 新しい産業と市場