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Since 1996 to 2002

大分トリニータはゼロからスタートした手作りのサッカーチームです。
結成2年目の1996年1月、念願のJFL昇格を果たし、初年度を13勝17敗の10位、2年目の1997年は11勝19敗の12位、そして3年目は16勝14敗で6位をゲットしました。
 石崎監督を迎えた4年目の1999年と5年目の2000年は終盤までJ1を狙える位置で健闘しましたが、いずれも2位に勝ち点差1でJ1昇格を逃す3位で締めくくりました。
 3度目の正直にかけた2001年は監督交代などの波乱がありながらまたも最終戦まで昇格レースに踏み止まりましたが、最終的に6位でシーズンを終えました。

そして2002年。4度目の挑戦はついに実を結び、大分トリニータは優勝という最高の形で2003年からのJ1昇格を勝ち取りました。

 このページは今年2002年限りで封印します。J1昇格でひとつの区切りを迎えたと思うからです。同時に、これまでの記録を「JFL時代からの記録」としてまとめました。御覧ください。これまで支えていただいた皆さんに感謝します。ありがとうございました。

撮影 後藤淳恵


Latest Article 2002/11/24

J2通算100勝で有終の美を飾る

 今季2番目となる25,731人の観衆を集めたJ2最後のホームゲームで、トリニータは前人未到のJ2通算100勝を挙げ、J1昇格に華を添えた。

 先制された大分は西山の絶妙なスルーパスを受けた吉田が、実に第28節以来のゴールを決め試合を振出しに戻すと、後半ロスタイムに山根の突破が誘ったPKをサンドロが決め、劇的な逆転勝利をおさめた。

 昨年まで常に上位にいた同じ九州のアビスパ福岡に対し3勝1分とし、名実共に九州唯一のJ1チームとして来季を戦う資格を得た試合だった。

 試合後のセレモニーのあと、歴代の選手によるOB戦が開催された。向、吉川、原、杉山、簑口、ファンボ、岡本ら、懐かしい顔ぶれによる試合は、和やかな中にも真剣なプレーを見せてくれた。今のトリニータがあるのは、あなたたちのおかげだよ。どうもありがとう。


2002/11/10

Our Dreams Came True

 優勝は長いリーグ戦において経験することはめったにないだろう。しかし今年の彼等はあっさりとそれを勝ち取った。先週の悲願のJ1昇格に続き、J2優勝を彼等は我々にプレゼントしてくれた。

 第42節は、J1昇格を決めたトリニータの凱旋試合。勝てば大分のJ2優勝が決まる試合は、ホームに24,131人の観客を集めた。

 先制されるも、すぐさま同点とし、あっさりと逆転。試合の内容は決して良くはなかったが、それでも勝てるという点に今年のトリニータの強さを改めて感じた。

 J1の舞台では今年のような快進撃は難しいかも知れない。でも強さを身に付けた彼等はきっと良い試合をしてくれるだろう。これまでの数年間の不運を断ち切ってはつらつとプレーする今年の彼等を見ていると、そう思えてならない。

 おめでとう大分トリニータ。そしてありがとう大分トリニータ。Our Dreams Came True. 次は違う舞台で新しい夢をまた一緒に追い掛けよう。


2002/11/3

待ちわびたJ1昇格

 第41節大宮アルディージャ戦。勝てば自力でJ1に昇格できる大分は、敵地大宮に多くのサポーター達と共に乗り込んだ。前半の山根のゴールを守りきった大分は悲願のJ1昇格を手中に納めた。待ちに待った瞬間だった。

 その瞬間を、私は地元大分の商店街のマルチビジョン前で迎えた。そして居残りサポーター約700人と喜びを分かち合った。

 今の気持ちを表す適当な言葉が思い浮かばない。試合が終わった瞬間、不覚にも涙を流したが、まだトリニータがJ1に昇格したという実感が湧かないでいる。その実感は、来年J1の舞台に姿を現した大分トリニータの姿を見て初めて、感じることになるだろう。

 サッカー不毛の地大分で1994年に産声を上げた前身の大分トリニティ。県リーグを無敗で勝ち上がった後、九州リーグも制し、1996年1月の全国地域リーグ決勝大会に出場。決勝リーグで2勝1敗の成績を残し1年9ヶ月の最短記録で見事JFLに昇格した。

 決勝リーグは大分で開催された。ファンボのPKで昇格が決まった時、私は大分市営陸上競技場でその瞬間を目撃した約7,200人の観衆の一人だった。胴上げで宙を舞う当時の主将の向選手を観ながら、おらがまちのサッカーチームの全国区での活躍に夢を馳せた。

 そしてJFL。開幕戦は東京ガスとアウェイで対戦し見事初陣を飾った。ニュース映像で観た杉山の見事な先制弾が印象に残っている。そしてJリーグ準加盟チームのブランメル仙台とホームで対戦した時の崔の豪快なミドルシュートは今でも脳裏に焼き付いて離れない。JFL初年度は13勝17敗の10位で終え、2年目は11勝19敗の12位、ブラジルのフォルミーガ監督を擁した3年目は16勝14敗で6位と躍進し、次年度からJ2の舞台を踏むことになった。

 J2初年度の1999年は石崎監督を迎えた。開幕戦で岡田監督率いる優勝候補のコンサドーレ札幌を破り快進撃を見せるが、「大分の悲劇」と形容される最終戦で山形と引き分け勝ち点1差でJ1昇格を逃した。2000年も勝ち点1差で昇格を逃し、2001年も大分は最終戦までもつれた昇格争いの渦中にいながら最後に涙を飲んだ。

 そして2002年。ワールドカップ開催に湧いた大分。その余韻が残る大分にとうとうJ1のチームが誕生した。

 過去3年間、思えば大分にはまだJ1に上がる資格がなかったのかも知れない。

 1999年は昇格を決めた川崎フロンターレには2勝したものの東京ガスには一度も勝てず。2000年はコンサドーレ札幌には1度しか勝てず、浦和には引分けが精一杯だった。2001年は京都サンガに1勝3敗、ベガルタ仙台には2勝2敗と、これまでの大分は大一番に弱かった。今年はセレッソ大阪に対して得失点差ゼロの1勝2分1敗、新潟には2勝2分と勝負強さを見せた。

 観客数にしてもそうだ。1999年のホーム平均観客数は3,886人。最低は雨のベガルタ仙台戦の1,431人、最高は最終節モンテディオ山形戦の15,702人。2000年は平均4,818人。最低は雨の佐伯での甲府戦の1,863人、最高は浦和戦の14,639人。2001年は平均6,638人。最低は雨の長崎での鳥栖戦の1,847人、最高はビッグアイオープニングゲーム京都サンガ戦の29,226人。年を追うごとにホーム観客数は増え続け、そして今年2002年。これまでの19試合の平均は10,893人と1万人の大台を突破した。

 今年になりやっとJ1に上がる素地が整ったとも言える。過去3年間の苦悩は、大分にサッカー文化を定着させるために神様が与えた試練と思えてならない。

 JFL昇格をきっかけとし1996年初頭に立ち上げたこのサイト。トリニータのJ2優勝でひとつの区切りを迎える。J2優勝まであと1勝。きっと有終の美を飾ってくれると信じている。


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2002/10/26

残り4試合 見えてきた昇格

 
 第37節、劇的な逆転勝利で鳥栖を下した大分は、第26節以来手放してきた首位の座についに返り咲いた。そして第40節を終えた今、暫定2位の大阪に8点差をつけ堂々と首位を守っている。

 第3クールは4勝4敗3分。これまでの5敗のうち実に4敗を喫していることに象徴されるように、このクールは大分が今季最も苦しんだ時期だった。しかし、その第3クールの終盤から第40節まで引分けを挟んで8連勝と調子は上向きだ。

 中でも、第37節の鳥栖戦が一つの転機になったと思う。先制したが追い付かれ、残り10分で勝ち越しを許す。しかしそこから諦めない攻めを見せた大分はCKからのサンドロのゴールと西山の豪快なミドルシュートで一気に逆転、劇的な勝利を飾った。このゲームでの勝利で、選手達は自信を取り戻したに違いない。大分から大挙して遠征したサポーターの声援も後押ししただろう。

 大分はあと2勝すれば、他のチームの勝敗に関係なく昇格が決まる位置にいる。苦渋をなめ続けた過去3年間。4度目の今年は間違いなくJ1に上がってくれると思う。


2002/09/08

後半戦 堅守のほころびと、見えてきた光明

 
 長いJ2リーグ戦は23節からいよいよ後半戦に入った。29節を終えた大分は得失点差で首位の座を大阪に明け渡して2位にいる。

 第1クールの得点18、失点6。第2クールの得点16、失点5。後半戦に入った第3クールは7試合で得点6、失点9。これまでの4敗の内、実に3敗が第3クールだ。

 得点力から見れば、第2クール終盤の第18節水戸戦まで無得点試合はゼロだった。しかし第19節の福岡戦での無得点ドローをきっかけに、ついに第23節の大阪戦で完封負けを喫し、甲府、山形戦でも完封負け。大分の特徴とする、ロングボールからチャンスを作る攻めの形が研究されてきた結果かも知れない。

 それ以上に気になるのが守りだ。前半戦堅守を誇った大分の守備は、後半戦に入ってほころびを見せている。後半戦最初の大阪戦は3失点の完封負け。次の水戸戦は2点を先行するも追い付かれる苦しい内容。甲府、山形戦ではいずれもサイドからのセンタリングに対処できず、中央のフリーの選手に決められた。

 今季の大分はゴール前での1対1の守りには自信を持っていた。そしてサイドからの攻撃に対しても常に厳しいマークで対処してきた。第3クールから生じた守備のほころびは、攻撃を重視したダイアモンド型の中盤と無関係ではあるまい。第3クールの大分は、中盤が間延びして見えた。サイド攻撃に対するプレッシャーも弱く、中盤で相手を自由にさせていた。

 それが第28節の福岡戦から中盤を従来の形に戻したことで、守備に厚みが戻り、サイドからの攻撃にも余裕を持って対処できている。そして副次的な効果をもたらしたようだ。

 中盤にタメができることで、攻撃的MFから繰り出される前線へのパスがうまく通るようになった。第29節の大宮戦では、MF山根がDFの裏を通す絶妙なスルーパスを披露。残念ながら得点には結びつかなかったが、これまでのロングボールに頼った攻撃に新たなオプションを加えた。山根は2列目から積極的に攻撃参加し、数度惜しいシュートを放った。復調した山根の動きが、今後のトリニータの活躍のカギを握っている気がする。


2002/07/22

第19節 連続ドローで足踏み

 
 前回の記事で、今季無得点試合がないと書いた。しかし、第19節でとうとうその記録に終止符が打たれた。

 W杯後、大分での始めてのホームゲーム。しかも、W杯スタジアムのビッグアイにアビスパ福岡を迎えての九州ダービーだ。W杯効果か、今季最高の22,314人の観衆を集めた試合は、勝たねばならぬ試合だったはずだ。しかし、結果は無得点のドロー。

 前回、堅守もサッカーの面白さであると書いた。でもそれは、得点をして勝っているから面白いのであって、あるいは圧倒的に強い相手の怒濤の攻撃をことごとく跳ね返す守りだから面白いのであって、守るだけのサッカーは面白いはずがない。今節の大分は中盤を固めた福岡の効果的なディフェンスによって持ち前の速攻を封じられた格好だ。DFの裏をかくことができず、ペナルティエリアからのシュートはほとんど見られなかった。はっきり言って。面白くない試合だった。

 「たまにはこういうこともある」トリニータの選手はそう思っているかも知れない。長いリーグ戦ではそうあるべきかも知れない。負けない試合が大事なのも事実。しかし今回初めてトリニータのゲームを観た多くの観客の期待に応えられなかったことも事実。彼等の大半は次のホームゲームには足を運んでくれないかも知れない。

 ホームでは観て面白い試合をして絶対に勝つ。選手達にはそんな気概で試合に臨んでほしいと思う。そうすれば、例え負けても、多くの観客は次の試合も観に来てくれるだろう。それが、観客動員数を増やすカギになっていると感じるのだ。


2002/7/6

第16節 再開した初戦を白星スタート

 
 大宮で行われたW杯中断後の初戦。大分は持ち前の堅い守りを存分に発揮し、前回ホームで逆転負けを喫した大宮アルディージャに借りを返した。

 大分は大宮のシュート15本に対し4本。劣勢をワンチャンスでの得点と堅い守備で跳ね返した形だ。今季の大分は、勝った13試合のうち1点差が実に9試合。割合で69%。これをどう解釈すればいいか。

 決定力不足。今季の大分の1試合での最高得点は3点で、アウェイのセレッソ大阪戦の1試合だけ。2得点は6試合。総得点24点は4位だ。得点首位の2位新潟が32得点を記録しているのを考えるとやはり決定力不足と言わざるを得ない。
 しかしその反面、無得点試合が1試合もないことも事実。負けた試合、引分けの試合でも得点している。しかも総得点のうち15点を吉田とアンドラジーニャの2人でゲット。FWがきっちり仕事をしている証拠だ。

 そして堅守。決定力不足を補って余りあるのが堅い守りだ。16試合で失点7。完封した試合は実に11。そこには少ないチャンスでもFWが確実に得点し、堅い守りで逃げ切るという構図がはっきりと見て取れる。

 サッカーの醍醐味は得点シーンだとよく言われる。確かに華やかなゴールシーンにサッカーの面白さは集約されるかも知れない。しかし、相手の攻撃を防ぐ堅い守り。一見地味ではあるが、そこにもサッカーの面白さはあろう。

 イタリアのサッカーでは1点差の試合が美学だそうだ。堅守がトリニータのサッカースタイルであるなら、それを貫いて勝ち星を挙げていってほしい。


2002/4/14

今年のトリニータの見せる”強さ”

 
 甲府戦を終え第一クールをあと二試合残す段階で、2位セレッソ大阪に勝ち点5差の首位。開幕ダッシュに失敗した昨年と違い、今年の大分は今のところ順調だ。

 その要因は何だろうか。

 一つは、アビスパ福岡との開幕戦で見せた、全員守備の意識だと思う。最終ラインを高く保つ訳ではなく、中盤からの積極的なプレスを徹底して実践、相手の攻撃の芽を早い段階で摘む。そしてそこからのカウンター攻撃。

 そして2つ目は、ヴァンフォーレ甲府戦で見られた、運の強さだろうか。前半に得たオウンゴールを守っての勝利。連戦の疲れからか選手の動きが悪く、終止甲府に押される展開ながら、少ないチャンスをものにした。もちろん、失点しなかったDF力があっての結果だが、運も味方につけていると感じざるを得ない。

 完勝した試合もあった。接戦もあった。悪夢の逆転負けもあった。第一クールの残された2試合で更にいろんな経験ができるはずだ。リーグ戦で負けないことなんかない。いろんな経験を経て「観て面白い試合」を見せてほしい。


2002/3/21

開幕4連勝で首位に立つ

 
 チーム初となる開幕3連勝で勢いに乗る大分は、ホームビッグアイにサガン鳥栖を迎えた。

 試合は立ち上がりから大分のペース。細かくスピーディなパス交換からチャンスを作る。前半18分、金本からのロングパスを受けた吉田が相手DFをうまくかわして先制。そして後半43分には、途中出場の高松が見事なボレーシュートを決め、快勝した。セレッソ大阪が引き分けたため、大分は首位に立った。

 大分は、開幕戦でセットプレーから失点した以降は3試合を完封に抑え、昨年の課題であったDF面の不安を払拭。今日もサンドロを中心として危なげない守りを見せた。サンドロのツボを心得た守りと、三木の気迫溢れる守り。それに加え、今年は全員に守備をする意識が浸透していることが大きいと思う。

 その意識が顕著に見られたのは、開幕戦の福岡戦であった。福岡の攻撃的なサッカーに対し、時に5バックあるいは6バックと見まがう堅守で応戦。カウンターサッカーに徹して快勝。今年は最初から、小林監督の思い描くサッカーができているのだろう。

 さて、次はアウェイでの試合が2試合続く。4月6日にホームに戻ってくる時にいくつ勝ち星を挙げているかが重要だ。


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山崎 大吾 daigo@fat.coara.or.jp (Daigo Yamasaki)